Fishingの世界⑦

前回記事

世界の色々な「フィッシング」の紹介するシリーズ第6弾。

の続き

・Sewer fishing(下水道フィッシング)

名前の通り下水道での釣りです。しかし、下水道に入るわけではなくマンホール等から釣り糸を垂らします。


「下水から釣った魚なんて汚いじゃないか。」と思ったのですが、下水道といってもトイレの水等が流れる管ではなく、雨水管の方で釣っているようです。(そりゃそうか)

テキサス州等では雨水を近隣池沼に流すための雨水管に、池沼側から魚が入ってくることがあるようです。
動画に出てくるブラックバスのほかにもブルーギルやキャットフィッシュが釣れるようです。
家の近くの下水管で魚が釣れるなんて羨ましいですね。(・・・そうでもないか)

・Hookless fishing

正しい呼び名はわかりませんが、「釣針を使わない釣り」をフックレスフィッシングと呼ぶことがあります。
私が見た限り、この釣りには2つのタイプに分けられます。
1つめは、丈夫な繊維等を魚の歯に引っ掛けて釣るものです。(エサは使用しない)


このタイプの釣りは、鋭い歯を持った魚(特にフィッシュイーター)ならば釣ることができます。
上の動画で釣られているガー(Gar)という魚は口がとても硬いので針がなかなか刺さらないそうです。そこで、釣針以外を利用した釣りが考えられたというわけです。

ガーフィッシングには人工的な繊維物質が使われていますが、天然の繊維を使った釣りもありました。


蜘蛛の巣(糸)を利用した釣りです。しかもカイトフィッシングでラインの存在感を消しています。
ソロモン諸島で行われるこの釣りは、蜘蛛の巣の塊を水面に落ちた虫に見せかけてニードルフィッシュ(ダツ)を釣る漁法です。
ダツも歯が鋭い魚なので釣針を使うことなく釣ることができるのです。

しかし、カイトフィッシングとフックレス(ルアー)フィッシングの合わせ技とは・・・すごい釣り方です!蜘蛛の巣をルアー(フライか?)にしようとするアイデアもすごいですが、まさか釣針すらも要らないとは・・・。
蜘蛛の糸でランディングネットも作れるようですし、蜘蛛の糸ってすごいですね。

続いて2つめのタイプのフックレスフィッシングを紹介します。

こちらのタイプは魚が餌に食いついている間に釣り上げる、という単純なものです。
しかし、釣針を使わないのでその分工夫が必要です。
日本には数珠釣り(数珠子釣り)という釣りがあります。


この釣りは宮城県の松島湾周辺に伝わる伝統漁法です。

何匹かのイソメを撚り合わせ、数珠の様な形(細長いイソメの塊)にしたエサを使って釣りをします。
狙うのはハゼです。口を大きく開いてエサを飲み込もうとする時に歯が引っ掛かって外れなくなるようです。(口を限界まで開いているのでエサを離せない)
釣針を使用しない代わりにエサを大きくすることによって、口からエサを抜けづらくするという工夫がされているのです。

こうした工夫をしている釣り方が他にもあるようです。

詳細はわからないのですが、この動画の釣りも、エサを複数セットすることが肝心なのではないでしょうか?複数のエサを同時に食いついた場合には、魚がエサを直ぐには吐き出せない可能性が高まるはずです。魚が上手くエサを吐き出せない瞬間、その一瞬でも間ができれば釣り上げられる釣法だと考察できます。
非常に興味深い釣りなので詳細を知りたいのですが、情報が見つからないんですよね・・・。

(動画が削除されていて紹介できなくなってしまいました。)

しかし、釣針を使わない釣りなんて良く考えたものですね。
「釣りの定義は?」って聞かれたら、釣糸と釣針を使って魚等を獲ることって思ってましたからね。(ザリガニ釣りとか例外はありますけど)
最後に紹介した動画なんて釣糸も釣針も使ってませんからね・・・。それでもあれは確かに「釣り」だと思いますし・・・。

世界の「fishing」を7回にわけて紹介してきました。(多すぎた)
日本では真似できないものが多かったのが残念でしたが、色々なアイデアがあって興味深かったのではないでしょうか?

「釣り」と比べて「fishing」の範囲は相当広いです。紹介したものの他にもfishingはあるので、調べてみると面白いと思いますよ。

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