今回はソルトベイトリールに使うグリスについて。
画像多め、文章長めなので暇な時にでも見てください。
皆さんはリールに使うグリスにはどんな性質を求めるだろうか?
リーリングノイズの改善?
軽い巻き心地?
それとも、しっとりとした巻き心地?
私の場合は最近やっと答えが出た。
耐水性だ。
グリス界の万能調味料、リチウムグリス
私が今までリールに使用してきたグリスはホームセンターで売られているものが多かった。
使うのはもっぱらリチウムグリス。
俗に言う万能グリスというやつだ。
ホームセンターで販売されている汎用グリスは当然リール用に作られた専用品とは配合などが違うのだろう。
しかし、汎用グリスだからといってリールが故障したり不具合を起こしたりといったことは今までない。
樹脂を多用している10ナスキーにもリチウムグリスを長年使用しているが、今のところ何の不具合も出ていない。
これならグリスの樹脂攻撃性が云々という問題よりもリールの寿命の方が早く来そうだ。
私はグリスの性能の良し悪しはわからないしグリスの知識にも乏しいが、リールメンテに使うのはホームセンターの汎用品でも十分だと思う。
特にリール専用グリスが必要だとは思っていない。
しかし、最近少し考えが変わってきた。
「リチウムグリスはベイトリールに使うには耐水性が足りていない。」
それはとあるベイトリールをよく使うようになったことがきっかけだった。
ご存じの通りベイトリールというのは釣行時にボディ内部に水が入りやすい。
しかし、件のベイトリールは他のものよりもかなり水が入りやすい気がする。
明らかに他のリールよりもグリスが乳化するのが早いのだ。
ベイトリールを淡水だけで使うのならリチウムグリスでもいいが、海水での使用となるとベアリングが錆びてしまいそうで少々心許ない。
海でばかり釣りをしている私にとって、耐水性こそがグリスに一番求めるべき性能なのだとやっと気付いた。
……よし、リチウムグリスよりも耐水性の高いグリスを探してみるか。
シマノの純正グリスを試す
汎用品のリチウムグリスが力不足だというのなら、リール専用に作られているものなら問題ないのではないか?
そう私は考えた。
そこで、少し前にシマノのグリスを何種類か買った。
名前が紛らわしくて非常に選びにくかったが、お店の人がシマノ公式の「使用箇所別推奨グリス・オイル早見表」を用意してくれていたおかげで目当ての銘柄を買うことができた。
きっとメーカー純正品ならリールグリスに求められる高い耐水性やその他の色々…例えば……そうだな、ギアの劣化が遅くなるとか? そういった特性を持っているのではないだろうか?
さて、純正グリスのテストはどのリールでやってみようか…。
なるべく使用頻度が多く、一度の釣行でのキャスト回数も多く、その上大きな魚が釣れるような釣りに使うリールが向いていそうだが……。
よし、試すのはショアジギングに使っているベイトリールにしよう。
ショアジギングはキャスト回数が多く、私のする釣りの中ではそこそこ大物も掛かりやすいのでグリスの性能の違いもわかりやすいのではないだろうか?
しっかりと古いグリスを除去した後にドライブギア・ピニオンギアにはギア用のものを、ハンドルノブ・スプール部以外のボールベアリングにはベアリング用のものを、と各箇所にシマノの指定通りのグリスを使用した。
そして、ようやく新しいグリスのテストの機会が訪れた。
今年の初釣行としてショアジギングにいくことにしたのだ。何やらこの時期には珍しく?タチウオとサバが釣れているらしい。
実釣開始
さてさて、シマノのグリスはどんな感じだろうか?
使用感は……専用品だからといって特に優れているようには感じない。
いつも使っているグリスと粘度もそれほど変わらないので巻き感も変わっていない気がする……。
ギアノイズの差もよくわからない。
波の音で聞こえないし…。
……もっとも、私はこのあたりの感覚は鈍いので実際には大きな違いがあるのかもしれない。
まあ、使用感の向上なんてことはもとより期待していない。
要はギアやベアリングが長持ちしてくれればいいんだ。
ソルトでベイトリールを楽しむ時の最大の敵が海水による不具合なわけだが、おそらくメーカー純正品は耐水性や耐塩性に長けた配合になっているのではないだろうか?
巻き感が云々…などということよりもこれらの方が機械の保守という面では余程重要だ。
……う~ん、しかし、グリスによるギア・ベアリングの持ちの差なんて体感するには最低でも1シーズンはみっちり使い込まないといけないぞ。
そもそも、私は釣行回数が多いわけでもハードな釣りをするわけでもないのでもっと時間が掛かりそうだ……。
もしかすると5年とか掛かってしまうかもしれないな……。
釣りをしている間はそんなことを考えていた。
だがしかし、そんなことは杞憂だった。
結論は予想外に早く出ることとなった。
状態を確認してみる
今年最初の釣行を終え、自宅でリールを流水で丹念に洗った後にボディを開けて中のグリスの様子を確認することにした。
ここでギアからボディに大量のグリスが飛び散っているようではギアグリスとしては使いにくい。
だが、さすがに純正品でそれはないだろう。
リールのギア用グリスを使っているのだし…。
自分なりにグリスの状態を予想しながらボディを開けてみると、衝撃的な光景が飛び込んできた。
白い。
ベアリングが白い。
ピニオンギア支持のベアリングから真っ白に変色したグリスが溢れてきているではないか!?
ベアリングに充填したグリスは確かに元々白っぽい色だったが、溢れてきているものはそれよりも白い。真っ白だ。
乳化だ。
なんとたった一回の使用でグリスが乳化していた。
これが釣行中によるものか釣行後の洗浄によるものかは定かではない(おそらく釣行中だろうけど)が、どちらにせよ1回の釣行で乳化するなんて今まで経験がない。
ははは、さすがシマノ。
いつも私に新鮮な驚きをプレゼントしてくれる。
……はぁ。
……なんなのよこのグリス?
全くお話にならないんだが……。
あ、もしかして使用するグリスを間違えていたのか?
……いや、確認してみたがやはり合っている。指定通りのものを使用しているはずだ。
ということは、これで正常なのか。
こんなものがメーカーの純正品?
正気か?
リール専用品ということもあって少なくとも耐水性だけはピカイチなのではないかと思っていたが、まさか耐水性皆無とは……。
これではグリスが海水を取り込んでベアリングがすぐダメになってしまうぞ。
あぁ……ボディに使われている残りのベアリングも確認しなければ。
……うん、わかってた。
やはりダメだった。
4つ中3つのベアリングが真っ白のゆるゆる。
加水した分の体積が増えてベアリングから白いのが溢れてやがる。
無事だったベアリングはローラクラッチの外側に配置されているものだけだった。
どうやら水が入りやすいと思っていた私のリールはここの防水性だけはそこそこあるようだな。
それにしても、たった1度の釣行でベアリングのグリスを除去してまた新しく充填……か。
はぁ……ため息が出るわ……。
せっせと作業しながら、ここでふと気づく。
……あれ?
もしかしてギアのグリスも乳化してる?
……いや、違うかも……どうだろう?
少しゆるくなっているように感じるが、確実に乳化しているかどうかというと…ちょっとわからない。
このグリスも元々白っぽい色だからなぁ……。
ベアリングは乳化したグリスが溢れてくるからわかりやすいんだが……。
もし仮にギアのグリスも乳化しているのなら、これはどちらのグリスもリールには向いていない気がする。
少なくとも海のベイトリールに使うには信頼性に欠ける…。
あと気になるのは色だ。
このグリスは水がかかることを想定しているはずなのだから、色は白系色ではなく別の色にしてもらいたいところだ。
これでは乳化しているかどうかが一目ではわからない。
ここで話は少しそれるが、このシマノのグリスを見ていたらある論争を思い出した。
それはソルト釣行後のリールの洗浄方法についての論争だ。
村田基氏が提唱する「どぶ漬け洗い」とシマノが提唱する「流水洗い」。
「一体どちらの方法が望ましいのか?」と現在も論争が繰り広げられている(?)のだが、私はこの純正グリスに答えを見た気がした。
この論争の答え、それは……
どちらも正しい。
矛盾しているように感じるかもしれないが、恐らく両者とも正しい主張をしている。
ただし、両者の主張はリール洗浄において「最重視することは何か?」という前提が異なっているのではないかと思う。
村田氏が重視するのはリールから塩を除去することだ。これは氏が明言している。
一方、シマノが重視しているのは恐らくリール洗浄によるケミカル類の劣化防止なのではないだろうか?
あのグリスではどぶ漬け洗いをすると乳化してしまう。
なのでリールの洗浄とケミカルの保護を両立させようとすると流水洗いが最適となるのだ。
これで仮にどぶ漬け洗いをしてしまうと「毎回しっかりと洗浄しているのにすぐにゴリゴリになった」という事態になりかねない。
だから、シマノはどぶ漬け洗いを認めることはできないのだ。
……自信たっぷりに「できないのだ!」とか書いているけれど、ただの想像なんだけどね。
はぁ…それにしてもリール専用グリスってなんなんだろう?
哲学的なあれかな?
もうよくわからなってきた。
ふぅ……少し冷静になって考え方を変えてみよう。
きっとこれはグリスの使用法・リールの扱い方を含めた「私の使い方が悪かった」んだ。
薬だってそうだろう?
用法用量を守らなければ望むような効果が出ないばかりか毒にもなり得る。
きっとこのグリスもそうだったんだろう。
だからシマノグリスの質がどうこうという事はこの一件ではわからないんじゃないか?
しっかりした扱い方をすればこのようなことにはならないのかもしれない。
最適な使用法というのをマスターしさえすれば、実はこのグリスは相当良いものかもしれないぞ。
でも、汎用品のグリスならテキトーに塗ってもこんなことにはならなかったんだよなぁ……。
私はシマノグリスの適切な用法用量を探るなんて、そんな面倒なことはしたくないぞ。
沼?……いや、足湯を楽しんでいるだけだ。
純正グリスの質はどうであれ、私はあれを積極的に使いたくはない。
なら他に選択肢はない。
私はまた新たにグリスを購入することにした。
私はグリスやオイルの知識は乏しいのだが、調べてみるとアルミニウムコンプレックスという種類のグリスが耐水性では一番優れているようだった。
そこで、新たに買い足すのはアルミニウムコンプレックスの2銘柄とリチウムコンプレックスの1銘柄の計3つに決めた。
まあ、リチウムコンプレックスのものは特に買う必要はなかったのだが、興味本位で買ってしまった。
もしかしてこれがケミカル沼ってやつの入り口なのか…?
グリスを買い足した結果、気がついたら手持ちのグリスは7種類となっていた。
おかしいな、シマノグリスを買う前はシャーシーグリスとリチウムグリスの2つしかもっていなかったんだが……。
やはり何から作られているかすら不明なものを使うべきではなかったのかもしれない。
耐水性テストデスマッチ
さて、この7つのグリス……いったいどれが一番耐水性の高いグリスなのだろうか?
教科書的にはアルミニウムコンプレックスのどちらかなのだろうが、せっかく7つもグリスがあるのだから少しテストをしてみたいと思う。
テスト方法は至って単純。
各グリスをそれぞれ水の入ったペットボトルに入れて、それを10回、20回、30回……といった具合に振っていき、各銘柄ごとの乳化具合を比較する……だけ。
実際にリールに塗布して使用する状況とは違うが、これでも耐水性のテストにはなるはずだ。
私はとにかく耐水性に優れたグリスを使いたいのでこのテストで成績の良かったものを採用したいと思う。
たとえ巻き心地が多少悪かったとしても目を瞑ろう。
今回テストするグリスは以下の7つ。
- AZ「シャーシーグリース」… カルシウム石鹸
- AZ「リチウムグリース」… リチウム石鹸
- AZ「フードグリース」… アルミニウムコンプレックス
- シマノ「SHIP-0」… 不明
- シマノ「ACE-2」… 不明
- Omega「オメガ57」… アルミニウムコンプレックス
- Omega「オメガ77」… リチウムコンプレックス
それじゃあテストしてみますか。
出来れば耐水性の順位付けをしたいところだが、あいにく試験器具のようなものは持ち合わせていないので不正確なものになることはご容赦願いたい。
それぞれのグリスをペットボトルに入れる。
これに水を入れて…あとはひたすらシェイクだ。
10回目
AZ「シャーシーグリース」
濁りだした
AZ「リチウムグリース」
変化なし
AZ「フードグリース」
変化なし
シマノ「SHIP-0」
若干濁っている?
シマノ「ACE-2」
変化なし
Omega「オメガ57」
変化なし
Omega「オメガ77」
変化なし
20回目
AZ「シャーシーグリース」
明らかに水が濁ってきた。
やはりシャーシーグリースはダメだな。
AZ「リチウムグリース」
変化なし
AZ「フードグリース」
水の色は変化していないが、グリス自体が細かく飛び散っている。
これはどうなんだろう?
あまりリールには向いていないのだろうか?
シマノ「SHIP-0」
もう濁った。
シャーシーグリスに毛が生えた程度の耐水性しかないようだ。
シマノ「ACE-2」
こちらも若干濁りだした。
そして、グリスが飛び散っている。
Omega「オメガ57」
変化なし
Omega「オメガ77」
変化なし
30回目
AZ「シャーシーグリース」
シャーシーグリースのテストはこれで終わりにしよう。
予想通りの結果だが、こいつは最下位だ。
AZ「リチウムグリース」
変化なし
AZ「フードグリース」
変化なしだが、激しく飛び散っている。
シマノ「SHIP-0」
濁っている。
浮いているグリスも劣化しているように見える。
シマノ「ACE-2」
若干濁っている。
飛び散ったグリスはそれほど劣化しているようには見えない。
Omega「オメガ57」
変化なし
Omega「オメガ77」
変化なし
40回
AZ「リチウムグリース」
若干濁ってきた。
AZ「フードグリース」
変化なし
シマノ「SHIP-0」
もうダメだな。
こいつは6位。
シマノ「ACE-2」
若干の濁り状態をキープ。
Omega「オメガ57」
変化なし
Omega「オメガ77」
変化なし
50回
AZ「リチウムグリース」
若干の濁りをキープ
AZ「フードグリース」
若干濁りだした
シマノ「ACE-2」
若干の濁りをキープ
Omega「オメガ57」
変化なし
Omega「オメガ77」
変化なし
10回ごとに写真を撮るのは面倒なので次は+50回する。
100回目
AZ「リチウムグリース」
濁った。
こいつは5位かな。
AZ「フードグリース」
若干の濁りをキープ
シマノ「ACE-2」
濁りが増した?
Omega「オメガ57」
ラメが水面に浮いているが特に変化はなし
Omega「オメガ77」
変化なし
次は+100回。
200回目
AZ「フードグリース」
濁りが増した
シマノ「ACE-2」
若干の濁りをキープ
Omega「オメガ57」
若干濁った?
Omega「オメガ77」
若干濁った
300回目
AZ「フードグリース」
濁った…かな?
もういいや。
こいつは4位。
シマノ「ACE-2」
若干の濁りをキープ
Omega「オメガ57」
若干の濁りをキープ
Omega「オメガ77」
若干濁りが増した?
+200回。
500回目
シマノ「ACE-2」
若干の濁りをキープ
Omega「オメガ57」
若干濁りが増した
Omega「オメガ77」
若干の濁りをキープ
+500回。
1000回目
シマノ「ACE-2」
若干濁りが増した
Omega「オメガ57」
若干濁りが増した
Omega「オメガ77」
若干濁りが増した?
これ以上は流石に面倒なのでやめておこう。
上位3つのものは差がそれほどないが、あえて順位をつけるなら ①オメガ77 ②オメガ57 ③ACE-2 といったところだろうか?
しかし、この3つは本当に大きな差はないので粘度や使用感で好みのものを使い分ければ良さそうだ。
ただ、グリスの色も考慮したら使いやすいのはオメガの2つだろう。
これらは乳化したら一目瞭然だ。
総評
AZ
リチウムグリース・シャーシーグリース
特に書くことはない。
こんなものだろう。
フードグリース
アルミコンプレックスなので最高クラスの耐水性を期待していたのだが、結果は今一だった。
このグリスは質感が少し独特なようにも感じるしリールにはあまり向いていないかもしれない。
シマノ
SHIP-0
私のリールに使う意味はなさそうだ。
シャーシーグリースとほぼ同等の耐水性しかないのなら、リチウムグリスを使う方がましだ。
これをリール専用として販売しているシマノの意図がわからない。
ACE-2
意外にも最終盤までそこそこの状態を維持した。
しかし、ACE-2は濁りだすのは早かった。
これは一番良い状態をキープできる時間が短いという事に他ならない。
「そこそこの状態を長くキープしてくれるならOK」と考えるならこれでも問題は無さそうだ。
洗浄と充填に手間のかかるベアリングとは違い、ギアはグリスの塗り直しも楽だ。
そういったことを考えればギア用グリスはこれで十分だろう。
Omega
オメガ57
高い耐水性、乳化がわかりやすい色、価格の安さ……何一つシマノのものに負けていない。
これぞ私の求めていたグリスだ。
使用感はどうなんだって?
そんなものは知らない。
オメガ77
高い耐水性を謳っているオメガ57とは違い、こちらにはそれほど期待はしていなかったのだが良い意味で裏切られた。
これは57よりも粘りが強いのでギア用にするのが良さそうだ。
57と77で色が大きく違うのも誤用を防げて良い。
オメガのグリスは2つとも最後まで質を保っていたように見えた。
ペットボトルに張り付いたグリスの表面が変色したりすることもなかった。
どちらのグリスも耐水性は高そうだが、どちらか一つを選べと言われれば私が選ぶのは……
57だな。
こちらの方が粘度が丁度良く使いやすそうだ。
ギア・ベアリングともにこれでOKだろう。
よし、これからベイトリールにはオメガを使うことにしよう。
他の奴らは……そうだな、ナスキーにでもぶち込んでおけばいいだろ。
おわり
コメント
村田洗いについてですが、実は流水で念入りに洗うよりグリスが濡れている時間が短いです。
防水機構次第では水圧に負けるかもしれないですが少なくともシマノのベイトリールにはそんなものはないので浸けたほうがグリスも持ちます。
ただし洗った後のぶんぶん振って水を切る作業を十分にしなければ同じことです。
海水や汽水で使う場合流水で”雑”に洗うのが最悪で、運が悪ければ中に塩水ができた段階でやめてしまうことになります。
逆に淡水で使う場合はこの雑に洗うくらいのほうが長持ちです。
>匿名さん
≫村田洗いについてですが、実は流水で念入りに洗うよりグリスが濡れている時間が短いです。
防水機構次第では水圧に負けるかもしれないですが少なくともシマノのベイトリールにはそんなものはないので浸けたほうがグリスも持ちます。
参考になる情報をありがとうございます。
ただ、村田洗い・流水洗いに関わらず、私はシマノのSHIP-0は使う気にはなれませんね。