シマノ「17 エクスセンスDC」分解

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釣り具関係

今回は17エクスセンスDCの分解を紹介します。

それでは早速いってみましょう。

ハンドルを外す

社外品のハンドルだったので詳細はパスします。

スタードラグなどを外す

左から外側になるように並べました。

スタードラグの留め金を外す

先の細いピンセットやマイナスドライバーでOK。

ここにはクリック音を鳴らすためのパーツが組み込まれています。
小さいパーツなので紛失注意。

※特に必要が無ければここは分解する必要はありません

次はDCブレーキユニットを外します。

DCブレーキユニットを留めているネジを外す

釣行後のメンテでもこのネジを外さないといけないのは面倒ですね…。

メカニカルブレーキノブを外す

メカニカルブレーキノブの中のスプール軸当タリB(味気ない名前だね)を外す

このスプール軸当タリBも汚れるのでたまには洗浄しましょう。

DCブレーキユニットからベアリングを外す

ピンセットなどで留め金を外せばOK。

次はスプール。

シャフトのピンを抜いてベアリングを外す

専用の工具を使うのが無難です。

ボディのネジを4つ外し、ボディを開ける

ボディ内部のパーツを無くさないように気をつけましょう。

使われているネジは全てサイズが異なる。これを揃えてくれると楽なんだけど……。

ここからはボディカバー側。

ベアリング・バネ・ローラークラッチインナーチューブを外す

ネジを外せばカバーが取れる

でも、特に意味は無いので分解の必要はなし。

ピニオン支持のベアリングを外す

ピンセットなどで留金を外せば取れるが、この固体ではベアリングが膨れてしまったのか外すのに少し苦労した。

16アンタレスDC系の機種はここのメンテナンス性が極悪…。
ローラークラッチには問題は無さそうなのでパス。

いよいよ次はボディ本体側。

パーミングカップを外す

シャフトについている小さいEリングを外せばOK。小さい上に飛びやすいので紛失注意。
ここを先に外しておけば安定性が増すので後の作業が楽になります。

パーミングカップにもネジ留めされているパーツがあるけど外す必要が無いのでパス。

ドライブギアなどを外す

左側が上になるように並べました。(左上→右上→左下→右下)

ドライブギアにはドラグ音を出すための小さなパーツがついているので紛失に注意しましょう。

ピニオンギアなどを外す

ここは引き抜くだけ。

ドライブギアシャフトを外す

ネジ留めされています。

シャフトのネジを外す

左ハンドルの場合、ここは逆ネジなので注意!

パーミングサイド上部にある3つのネジを外す

レベルワインドガード・サムレストが外れます。

次はレベルワインド。

レベルワインド受け・レベルワインドガイドを外す

パーツの紛失注意。
レベルワインドガイドは引き抜くだけ。

レベルワインド部のEリングを外す

Eリングは飛ばさないように注意。
パーツリストだとワッシャーは1枚になっているが2枚入っていた。まあ、よくあること。

レブルワインド部を分解する

ウォームシャフトを引き抜けばバラバラになります。
順番通りに並べるのを忘れてしまった……。組付け方がわからなかったらシマノのパーツリストで確認してください。

クラッチレバーを外す

レバー裏のネジを外せばOK。

クラッチカム押サエ板を外す

ネジ留めされている。

クラッチカム・クラッチツメを外す

クラッチツメには小さいパーツがあるので注意。
トーションバネには向きがあるので注意しましょう。長い方をボディにセットします。

クラッチプレートを外す

クラッチレバーとネジは先程外したものです。

ベアリングを外す

クラッチレバー受ケ(B)・本体Aシートを外す

ボディに残る2本のネジを外せば取れます。

当たり前のことかもしれないですが、腐食しやすいマグネシウムボディでは大敵となる摩耗を防ぐためにこのような樹脂パーツは重要となります。

バネは外す必要はないのでパス

本当は簡単に外せなかったからだけど……。

これで分解は完了。
あとはテキトーに洗浄してテキトーにオイルとグリスを塗ったくってテキトーに組み立てればOK。

ふぅ、最近のリールの性能には何の文句もないけれどメンテナンス性はもう少し何とかしてもらいたいなぁ…。

おわり

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