大潮
満潮 4:20 16:30
干潮 10:20 22:30
釣り場:神奈川県のサーフ
釣果:タチウオ 1尾 カタクチイワシ 1尾
ようやく今年の初釣りだ。
何を狙おうかと迷ったが、偶にはベイトキャスティングの釣りを思いっきり楽しみたいので今回はサーフでのベイトショアジギングをすることにした。
釣り場には3時半前に到着した。
天候は晴れ・微風。
日の出まではまだ大分時間があるが、サーフは既に多くの釣り人で賑わっていた。
ここには久しぶりに来たが人気ぶりは相変わらずのようだ。
パッと見たところ見える範囲には空いている釣り座はない。
そこかしこにランタンやライトの光が灯っている。
仕方ない、釣り座を求めて少し散歩することにしよう。運動不足だったので丁度良いだろう。
歩きながら釣り人達や海の様子を窺ってみる。
辺りはまだ真っ暗だが、ほとんどの人がすでに釣りをしているようだ。
こういう光景はこの釣り場では珍しい気がするが、どうやら最近はタチウオが釣れているようなので皆さんはきっとそれを狙っているんだろう。
釣りの動作を見る限りルアーを使っている人が多そうだった。
海は波もそれほどなく、水も澄んでいるようだ。
状況は悪くはなさそうだ。あとは回遊があるかどうかだな。
10分程…いや、もっと長かったかもしれないが、それなりの距離を歩いてようやく空いている釣り座を見つけた。
とりあえずここで良いか。
荷物を降ろして釣り具をセットすることにしよう。
釣りをする準備を終えたのは4時頃だった。
早速、私もタチウオ狙いで釣りを開始することにした。
皆さんはタチウオ狙いか……さて、ルアーは何を使おうか。
ワームは持ってないからとりあえずはシンペンでふわふわと誘ってみるか。
釣りをしながら改めてこの釣り座付近を観察すると、ここは左右に比べて少し砂浜が張り出した地形となっていた。
Rの頂点は私の立ち位置よりも右側だが、地形からするとこの釣り座は離岸流またはその脇を狙うことができそうな位置にある。
歩くのに疲れたからテキトーに入った場所だが、なかなか悪くない場所のようだ。
一見して良さそうな場所だが、ここが空いていたのは道路からのエントリーに時間が掛かるからかもしれない。
シンペンを何投かしたところ、このポイントでは水深によって潮の流れが変わっていることがわかった。
中層くらいから下では左沖方向への払い出しの流れが効いているようだ。
やはり目に見える地形通りの流れができているようだ。
払い出しのポイントか…これはひょっとするとかなり良い釣り座に入れたかもしれないぞ。
そんなことを考えつつも久しぶりのベイトキャスティングを楽しむ。
やはりベイトは良いな。
投げてるだけで楽しい。
これなら釣れなくても別にかまわないな。……そう心の保険を掛けておくことも怠らない。これがサンデーアングラーの嗜みなのだ。
4時半、遠方の空が薄っすらと明るくなってきた。
そろそろ朝マヅメという頃合に釣り人達にも熱が入ってきたようだ。
ジグやワインドワームで誘っている人が多いようで、ほとんどの人が竿をちょこちょことアクションさせている。
私は相変わらずシンペンを使い続けていた。
アクションはただ巻きやストップアンドゴーだ。
ま、ジグに交換するのは他の人が釣れてからでも遅くはないだろう。
それまではシンペンでいいや。
まだ暗いから早い動きにする必要もないんじゃないか?
4:40、シンペンにヒット!

いや~、嬉しい一尾だ。
今年のファーストフィッシュはタチウオとなった。
表層付近のゆっくりただ巻きにバイトしてきた。
タチウオなら群れで入ってきている可能性は高い。
表層で釣れたので引き続き表層をメインに探っていく。
……アタリ無し。
周りにも釣れている様子はない。相当小さい群れだったのだろうか?
5時をとうに過ぎ、辺りが明るくなったのでシンペンからジグ&オマケサビキにチェンジすることにした。
これでベイトの有無、量を調べつつ最近釣れているというサバを狙うことにした。
5時半頃、サビキにカタクチイワシが掛かった。大きさは10cm弱くらいか。
うん、このままイワシを釣ってお土産を増やすのも悪くない。
サビキの釣りにがぜんやる気がわいてきたが、今日はイワシもそれほど多くは居ないようだ。
ベイトが群れているならもっとサビキに反応があるものだが、今日は全然アタリがない。
激しいアクションやゆっくりなアクションなど、色々な誘い方を試したが一向にサバもイワシも当たらなかった。
……
7時半頃
寝不足と久しぶりの釣りで少し疲れてしまった。
少し早いが納竿とすることにしよう。
さ、渋滞ができる前に帰るとするか。
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