「春のタコ釣り」釣果データまとめ

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オススメの釣り

 

今回はこれから迎える春シーズンのタコ釣りについてのデータをまとめてみました。

 

冬季のタコ釣りについての記事

「冬のタコ釣り」釣果データをまとめてみました
冬でも意外と釣れるんです。

↑この記事が人気なので、春バージョンの記事も作っておきます。

 

「春からタコ釣りするぞ!」って方の参考になれば幸いです。

 

対象の釣行データは2017年の3月~6月までの4ヵ月間です。
※ 3月のデータは「冬のまとめ」にも使っていますが、今回の春のまとめにも含めました。

3月は海水温は低いけど冬には見なかった魚がいたりして、冬のターゲットも春のターゲットも狙うことができるのでどっちの季節に入れるか迷う…よね?

 

え~、冬も春も釣りをした場所は変わりません。
なので季節による何らかの違いがデータにも表れるんじゃないか?と少し期待しています。

 

それではデータを見ていきましょう。

春季タコ釣りデータ

データの期間は2017年の3月~6月終わりまで。

釣行日数は14日で、釣れたマダコは31杯でした。
※ チョイ投げの外道で釣れたタコもいますが、今回のデータには含みませんでした。あくまでも「タコ釣り」の釣行データです。

 

それでは、まず月ごとの釣行日数と釣果、それと一日の平均釣果です。

 釣行日数釣果平均
3月4164
4月362
5月351.67
6月341.33
14312.21

…3月は平均を大きく上回っています。

「じゃあ、3月はタコが釣れやすいのか。」と思うかもしれませんが、そう単純に結論は出せません。

 

理由は2つあります。

 

1つめの理由は、4月からはタコ釣りの時間が短くなっていること。

釣行記を見返してみると、4月からはタコ釣りに加えてヤリイカ釣り・エギング・サビキ釣りなどもしていました。

そう、他の釣りをする時間の分だけタコ釣りをしている時間が減っているんです。時間が減った分、釣果も減っている可能性があるんです。

 

2つめの理由は、ポイントの移動回数の減少です。

4月からはイカ釣り・サビキ釣りなど、「釣り座を構える」釣りをすることが増えたので、安易にポイント移動ができなくなっていました。(単純に人が多かったのもあるけど)

タコ釣りオンリーの身軽な釣りなら、あっちこっち空いているところで釣りをすることができるので「タコを探す」ことができますが、釣り座を構えるタコ釣りは変な例えですが「タコの回遊待ち」みたいな釣りになってしまい効率がよくありません。

 

つまり、4月~6月は「本気でタコ釣りしてないだけ!」……ってなんか負け惜しみみたいだけど、まぁそんな感じということで…。

 

では、次のデータにいきましょう。

 

月ごとの潮回りと釣果。それと、潮回りごとの釣行日数と平均釣果です。

潮回りと釣果
 大潮中潮小潮若潮長潮
3月65500
4月05010
5月02012
6月20002
812524

 

潮回りごとの釣行日数と一日平均の釣果
 日数釣果平均釣果(日)
大潮284
中潮4123
小潮351.67
若潮221
長潮242

冬の時期と比べ、潮回りで釣果の差が出ています。
(冬は、大潮が11杯、中潮が13杯、小潮が12杯、長潮が1杯)

 

しかし、「3月の影響が強すぎて、ちょっと……」って感じですかね?
なにせ3月だけで4カ月間の釣果の半分を釣っているんですから。

これだと「4カ月間の釣果まとめデータ」としては良くないのかもしれません。

 

…まあ、そういう面倒なことは考えず単純にデータを見ると「大潮と中潮が良い」となりますね。

ちなみに、私はタコ釣りをする時は潮回りを気にしません。「別に何潮でもいいよ。釣れる時は釣れるさ。」というスタンスです。

 

マヅメや潮回りを気にせず、のんびりと釣りができるのもタコ釣りの良いところです。

 

では、次!

潮汐と釣果の関係。

潮汐と釣果
 上げ下げ満潮干潮不明
3月38131
4月23010
5月10400
6月03100
614641

※潮止まりの前後1時間ずつ(つまり2時間)を満潮・干潮としてカウント

これも3月の影響が強いんですが、「どんなタイミングでも釣れる」ということが表れていると思います。

 

個人的な見解としては、上げ7分~下げ7分までの約6時間に釣りをするのがオススメ。
この6時間なら上げ・満潮・下げのタイミングを効率よく狙えるんじゃないかと思うわけですよ。

 

う~ん…でも、やっぱり潮汐はあまり気にしなくてもいいかもしれません。
私はどのタイミングでも構わず釣りをしてますし、何よりどのタイミングでもタコは釣れてますからね。

 

じゃあ、次は潮汐と釣果を潮回りで分けたものを。

潮回り別 「潮汐と釣果」
 上げ下げ満潮干潮不明
大潮23111
中潮34230
小潮05000
若潮01100
長潮11200

これは……なんだろう。
よくわからないな……。

 

う~ん、どの潮周りでも「下げと満潮は狙い目」ってことは言えそうですね。

でも………うん、正直よくわかりません!

 

最後は時間帯ごとの釣果です。

時間帯別 釣果
時間帯(時)釣果
4~62
6~83
8~106
10~124
12~146
14~165
16~183
18~201
不明1

これは見ての通り、どの時間帯でも釣れています。
しかも、4時~6時、18時~20時の時間帯にタコ釣りをした回数が少ないことも考慮すれば、結論としては「時間帯はいつでも良い」です。

 

潮汐を含めて考えても、いつでも良い。

タコは昼夜も潮汐も関係なく釣ることができるので、好きな時間に楽しんでください。

 


 

データの紹介はこんなもんですね。

どうでしょうか?
冬と比べて何か違いはあったでしょうか?

 

私からは「冬の傾向は○○。春の傾向は△△。」というようなことは書かないことにしますので、ご自身で分析してみてください。

 

……いや、本当は傾向がよくわからなかっただけです。すいません。

 

あ、1つだけ私が感じた傾向を。

春の方が全体的にサイズが良かった印象が強いです。
「冬は大型が釣れる」と聞いていたんですが、実際には冬は小型のタコが多く釣れたのに対し、春は2kgオーバーを筆頭に1㎏クラスも釣ることができました。

まあ、この年だけ偶々そうだっただけかもしれませんが、この傾向は強く感じました。

 

さて、春にタコ釣りをするなら、エギングやサビキ釣りの道具も持っていくことをお勧めします。
春になるとアオリイカやイワシなども釣れます。タコ釣りだけをするのではもったいないですよ。

 

あと、他の釣り道具を持っていくのは混雑対策にもなります。

春からは釣り人も増えるので「タコ釣りをするスペースが無い」という場合も多々あります。
そういう釣り場が混んでいる時でも、サビキ釣りならお隣さんに入れてもらえると思います。こういう時は大人しくイワシを釣りましょう。

 

プランとしては、

釣り場が空いてくるまでサビキ
空いてきたらタコ釣り
マヅメになったらエギング

という流れがオススメ。

 

「硬派な俺はタコ釣り1本だぜ!」ってスタイルも勿論OKです。
この方が釣果は伸びるかもしれません。

でも、慣れてくると「回遊(?)待ちスタイル」でもタコは釣れるので、やはり私のオススメは「タコ+αの釣り」かな。

 

あ、タコ釣りは漁業権に気をつけてくださいね。

 

 

おわり

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