釣り用品についているマーク

皆さんもご存知のように釣具店には様々な商品があります。
その中には特定のマークがつけられた商品があります。しかし、マークなんか気にしない(と、いうよりも気づかない?)方も多いのではないでしょうか?
これらのマークにどんな意味があるのか?調べてみました。

スポンサーリンク

eマーク


出典:一般社団法人日本釣用品工業会「eマーク事業」JAFTMA、http://www.jaftma.or.jp/environment/index02.html(参照2016-12-14)

このマークは、環境への負荷が少ない釣り用品を表すマークです。2005年からスタートしました。

(一社)日本釣用品工業会の定めるeマーク認定基準をクリアした製品はこのマークを表示することができます。(企業から認定申請された製品が基準をクリアするかどうか)
現在認定されている製品には、生分解性のワームや鉛錘の代替製品(タングステン錘等)、電気ウキ等があります。

認定基準が設定されているものは消耗品・小物製品が中心のようですが、将来的には多くの釣り用品に認定基準を設定するようです。
「釣りは好きだけど、環境負荷が気になる。」という釣人にとっては、釣り具選びの時に役立つマークです。

環境・美化マーク


出典:一般社団法人日本釣用品工業会「環境・美化マーク」JAFTMA、http://www.jaftma.or.jp/ecomark/index.html(参照2016-12-14)

間違い探しではありません。
環境・美化マークには2種類あり、*印がついている方が竿・リール用のマークで、*印が無い方は竿・リール以外の釣り用品用のマークです。

このマークは全ての釣り用品を対象としていて、マークがついた商品の売り上げの一部(?)が日本釣用品工業会「つり環境ビジョン委員会」の活動費に充てられます。(負担は消費者と各メーカー)

竿・リールの方が高い賦課率になっているのでマークが2種類になっているようです。
このマーク(シール)は、日本釣用品工業会から各メーカーが予め購入する方式がとられていて、メーカーは購入したシールを製品のパッケージに張り付けてから出荷します。
出荷する製品には全てマークの費用が掛かかりますが、商品が売れ残った場合はメーカーの負担になるんでしょうか?(それとも小売店?)

環境・美化マークによる賦課金が使われる「つり環境ビジョン」についても説明します。

つり環境ビジョンとは、持続可能なつり環境の構築に向けた将来展望、そして自然環境や地球の未来を守るというビジョンに向けた活動のことです。
つり環境ビジョンは(一社)日本釣用品工業会と(公財)日本釣振興会が協力して推進しているもので、具体的な活動は3つあります。

  • 水辺の清掃を始めとした環境活動
    プロ・ボランティアのダイバーと自治体や市民団体との連携によって、海や湖などの水中・水辺のゴミ(釣り関係以外のゴミも)を回収し、水辺周辺の環境保全を進める活動です。
  • 魚族資源等の保護
    公益財団法人 神奈川県栽培漁業協会と連携し、マダイの稚魚放流が行われています。(放流活動は主に東京湾で行われているようです)
  • 釣り場環境の整備
    これは平たく言うと、釣り場(釣りしても良い場所)を増やすための活動です。近年、釣り禁止等になる場所が増えていることが背景にあります。
    釣り人のマナー向上のための啓蒙活動、釣り場拡大のための政治的活動?(地域経済や観光産業などの活性化をアピールして協力を得る)が行われているようです。
    この活動だけHP上に活動報告が無いので、どのような活動が行われているのかがわかりません。(日釣振のHPにはマナー啓発看板設置の活動報告あり)

釣振興マーク


(財)日本釣振興会が日本の「つり」と「つり環境」をよりよく発展させようと設けた釣振興事業資金拠出に協力している商品につけることができるマークです。

出典:一般社団法人日本釣用品工業会「つりの基本とまめ知識 すきすきフィッシング」JAFTMA、http://www.jaftma.or.jp/sf/pdf/all.pdf(参照2016-12-14)

このマークについての情報は少なく、詳しいことはわからないのですが、先に紹介した「環境・美化マーク」と同じような物のようです。

「釣振興事業資金」が、水辺の環境保全・魚族資源の増殖・釣り場を増やす、という3つの活動に使われるようですが、この釣振興事業資金というものをどのように集めているのかがわかりません。寄付のようなものでしょうか?

商品にマークをつける、ということはメーカーが対象になっているわけですよね? 小売店等が資金拠出に協力してもこのマークには関係ないし・・・。
それだと、環境・美化マークと変わらない気がするんですが・・・。
・・・これ、現在も使われているんでしょうか? それとも環境・美化マークに統合されたんでしょうか?

こういうマークは消費者にアピールするためのものなのに、詳細が分からないというのはどうなんでしょうか?

公正マーク


出典:全国釣竿公正取引協議会「買って安心、使って安心、公正マーク」全国釣竿公正取引協議会、http://www.jaftma.or.jp/koutori/trso/index3c.html(参照2016-12-14)

このマークは釣竿の表示(パッケージやカタログ、釣竿本体の表示)が、「釣竿の表示に関する公正競争規約」を遵守していることを示すマークです。

使用材料・原産国の虚偽や消費者に誤認させるような表示(根拠の無い「特選」・「最高級」など)がされていない製品であることを全国釣竿公正取引協議会が証明するマークと言えます。
このマークをつけるために必要な表示には、使用材料・全長・自重・仕舞寸法・継数・錘負荷等があります。(他にも多数あり)

確かに、これらの表示が無いと竿を選べないですよね。
しかし、このマークは製品の「品質」を証明するわけではなく、あくまでも「表示の正当性」を証明しているだけです。
もちろん全ての日本メーカーの製品にマークがついているわけではありませんし、マークが無いからといって品質が劣るというわけではありません。

エコタックル認定マーク(FECOマーク)


出典:株式会社エバーグリーンインターナショナル「ラストエース75」Ever Green International、http://www.evergreen-fishing.com/goods_list/LastAce75_19792014_1.html(参照2016-12-15)

このマークは、環境への負荷が少ないルアー(ワーム)やシンカー等を示すマークです。JB(日本バスプロ協会)・NBC(日本バスクラブ)が主催している活動の一環でしょうか?

以前はJB・NBCの公式サイト(NBCNEWS)に「エコタックル」についての説明が記載されていたようですが、現在ではエコタックルについての説明は載っていません。エコタックルに認定されている商品を確認できるだけです。

公式サイトにマークの説明(エコタックルの説明も)が載っていない、ということはどういうことなんでしょうか?
もう周知が徹底されているから必要ない?・・・そんなはずないと思うのですが。
他のサイトから引用します。

環境にやさしいタックルとは
ルアーでは、燃焼時のダイオキシン類の発生や可塑剤に含まれる環境ホルモン問題。シンカーやルアーに使用されることが多い鉛の害などの問題などがあります。環境にやさしいタックルとは、これらの様々な問題をクリアーして今まで以上に環境を配慮して作り出された商品です。例えば、分解性プラスティックを使用したルアー・タングステンを使用したシンカーなどが該当します。
エコタックル認定商品とは
JB・NBCとメーカーおよびマスコミが環境にやさしいタックルの普及および開発を行うことを目的とした「エコタックル普及協議会」の参加企業から発売されたFecoステッカーの貼られている商品をエコタックル認定商品とします。
下記商品に商品一覧を掲載いたしますが、同じ会社から発売されている商品でもステッカーが貼られていない商品はエコタックル認定商品とはなみしません。
出典:JACKALL「エコタックルとは?」Angler’s Chance by JACKALL、http://www.anglers-chance.jp/?m=pc&a=page_c_topic_detail&target_c_commu_topic_id=2160(参照2016-12-15)

上記によるとエコタックル認定商品とは、先に紹介したeマーク認定商品と似たようなものと考えられます。

FECOマークとは、要は「環境にやさしい釣り用品」を示すためのマークのようです。
しかし、エコタックル認定マークにはもう一つの意味があります。
JB・NBCの主催するバス釣り大会(トーナメント)では、ワームやシンカー等はこのマークがついた製品しか使用できないようです。(詳細不明)

つまり、「トーナメントで使用できる製品を示す」という意味を持ったマークです。
どうやら、トーナメントでの使用を義務付けることによって、釣り人への環境意識を高めようとする狙いもあるようです。

確かに環境不可の少ないワーム等をトーナメントで使うことは良いことでしょう。
ですが、このマークがついた製品はトーナメントに参加しない釣り人も購入するものです。
このマークがついた製品も「マーク・シール代」が上乗せされていますが、この費用が何に使われているのか?がJB・NBC公式サイトにも記載されていません。(そもそも、どこが主催しているのかもネット上でははっきりしない)

例え少ない金額だとしても、消費者に説明する必要があるのではないでしょうか?
業界の中だけで理解されていれば良い、というものではないはずです。

上記の他にも釣り用品関係のマークがあるかもしれませんが、私が調べられたものはこれで全てです。
今までマークなんか気にしなかったので知らないマークばかりでした・・・。
次に釣具店に行った時にでもマークを探してみますか。・・・覚えていたら。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする