11月3日の釣り カゴ釣り ショアジギング

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釣行

若潮

満潮  0:50  14:30
干潮  7:40  21:00

 

釣り場:静岡県 サーフ

釣果:イナダ 1尾

 


 

今回は久しぶりにサーフでのカゴ釣り釣行だ。前回の釣行でカゴ釣り熱が再燃した……かも。
ナブラが立った時用に一応ショアジギングタックルも持参することにした。

 

釣り場に着いたのは3時過ぎだった。
天候は曇り・微風で遠目で見たところ波も穏やかな感じ。

青物を釣るにはまだ早い時間だったが、釣り座を確保するべくすぐに準備を整えてポイントに向かう。

 

ポイントにはすでに何名かの釣り人がいた。
どうやらタチウオ釣りをしている様子だ。

タチウオか…お土産には悪くない。私もメタルジグで狙うことにしよう。
日の出までにはまだ時間があるし丁度良い暇つぶしになるぞ。

 

真っ暗なので蓄光カラーのメタルジグをふわりふわりとしたイメージでゆっくりアクションさせる。
そして、キャスト毎に5カウントずつタナをずらして探っていく。

……

集中して釣りをするもののタチウオのアタリは中々得られない。
ふと気付くと時刻は5時を回り、遠くの空がうっすらと明るくなりだしてきた。

 

手早くカゴ釣りの準備を整え、ショアジギングを続ける。
朝マヅメはこのままショアジギングで勝負することにした。カゴ釣りはその後でもチャンスはあるはずだ。

 

6時頃、ロッドにガツンとした手応えのアタリ!
……しかし、30秒ほどのやり取りをした後バラシてしまった。引き方からするとたぶん青物だろう。

久しぶりに青物を掛けたもののバラシてしまって意気消沈。
その後も7時までメタルジグを投げ続けたがこれ以外のアタリはなかった。

 

7時からはカゴ釣りにシフト。
周りを見る限り、朝マヅメの一時を逃したらメタルジグでは望みが薄そうだった。それでもカゴ釣りなら……。

しかし、ここでちょっとした問題が発生した。
さあこれから投入だ、という時に向かい風が強くなってきてしまったのだ。

「カゴ釣りならマヅメでなくても釣れるだろう」と高をくくっていたが、私のキャスト力ではこの向かい風に逆らってカケアガリの向こう側まで仕掛けを飛ばすことができなかった。

そして、仮にカケアガリの向こうまで飛んだとしても、風のせいですぐに仕掛けはカケアガリの手前まで流されてしまい、カゴが「座礁する」ということが何度もあった。

 

強い向かい風の中、何度も仕掛けを投入し続けるもアタリは一向に訪れない。
見渡せる範囲で釣果を出している人は皆『遠投派』だったので、やはり安定してカケアガリの向こう側に仕掛けを流さないと釣れないようだ。

……

9時を過ぎた頃、ようやく風が弱まりカケアガリの向こう側まで安定して仕掛けを投入できるようになってきた。
これならチャンスがありそうだ。

 

10時、ついにウキが消し込んだ!

釣れたのはイナダ。
大きくはないけど久しぶりに釣れてよかった。

 

なんとか1尾釣れたので安堵しつつも追加の魚を狙っていく。
風が弱い今のうちがチャンスだ。

……と思っていたが、そうでもなかった。

11時前に潮が「手前」に流れるように変わってしまい、コマセが利かなくなってしまったのだ。
誰のウキも沈まない時間帯が訪れ、一人また一人と釣りを終えるようになってきた。

「誰でもいいから魚を釣って、この重苦しい空気を変えてくれ!」

あまりにも釣れないのでそんなことを考えていると、またしても『遠投派』の一人がイナダを釣りあげた。

おおっ、なんだ釣れるんじゃないか!やはり諦めてはダメなんだな。

と思ったが、この時私は既に道具を片付けて帰り支度を整えた時だったのだ……。
当然エサも残ってないし、そのまま帰ったのは言うまでもない…。

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