7月31日の釣り 船釣り

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釣行

小潮

満潮  9:20  21:30
干潮  3:40  15:10

釣り場:東京湾

釣果:マダイ 1尾、ワカシ 2尾、イトヨリ 3尾、カサゴ 1尾、シイラ そこそこ、エイ・その他 うんざりするほど


東京(湾)釣りンピックの2種目目は「エサ・ルアー混合」。

体力や知力だけでなく運も必要となるのは1種目目と同様だ。
ただ、この競技でメダル獲得のカギとなるのはルアー釣りとエサ釣りの時間配分や何をターゲットに釣っていくのか、といった戦術面。

どこか知恵比べにも近いような競技性から、よく「竿を使うチェス」と例えられるほどだ。

…では、そろそろいつも通りに戻そう。

6時、出船。

とりあえずいつものポイントに向かう。
今日は基本的にタイをメインターゲットに釣りをすることにした。

仕掛けもタイ向きのものを数多く用意してきた。

天候は晴れ・微風。
水は少し濁っている。

水面には潮目やベイトの群れも見ることができる。
……なかなか雰囲気は良さそうだ。

6:10、目当てのポイントに向かう途中でナブラに遭遇。
急いでルアーを投げてみたがヒットしなかった。

一応ボトム付近の反応を探るためにジグを落としてみるとエソが釣れた。

…移動しよう。

6時半、目当てのポイントに投着。

メタルジグを落としてみるとフォール中にペンペン(ちっちゃいシイラ)がヒットした。

小さいのですぐにリリースして釣りを続ける。

あまりにペンペンが多いようだとエサ釣りの邪魔になるので移動しないといけないか…?

6:40、エサの方にもヒット!
なんだか今日は魚の活性が高そうだ。

釣れたのはカサゴだった。

6:40~8時頃までの時間にイトヨリ3尾とエイやサメが断続的に釣れた。

今思い返してみるとこの時間帯が一番の時合いだったと思う。
周りの船でもルアー・エサともに結構釣れていたようだった。

少し心配だったエサに対するペンペンの猛攻はなく、ペンペンはルアーにしか反応していないようだった。

8時を過ぎた頃からアタリはほとんどなくなってしまった。
毎回エサは取られるのだが、竿先にアタリが出ることはほとんどなかった。

偶に出るアタリの正体はサメかエイだった……。

ルアーの方もアタリが遠のき、ジグ・タイラバ・その他と何を使っても反応が得られなかった。

10:20、久しぶりにヒット!……お、良い引きだ!

よし、タイだ!

そろそろ昼の時合いが来るか??
いつもならここから何かしらが連発で釣れることが多いが……。

……来なかった。

いや、正確に言うとエイ・サメ以外の魚の時合いは来なかった。
偶にルアーでペンペンも釣れたが、時合と言うほどのものではなかった。

11時半過ぎまでの間にエイとサメに何本もの仕掛けを切られて移動することを決意した。

残り僅かな時間はシャロー方面に賭けることにしよう。

ボートは30m以浅の地点まで移動してきた。

ここからはドテラ流しを試してみよう。

丁度風と潮は岸に向かっているのでこれを利用して広範囲を探る。
反応の良いエリアが見つかったらその辺りにアンカリングしようと思う。

水深20m付近に差し掛かったところでタイラバにヒット!

……エイだった。

水深15m付近になるとペンペンがヒット。

ペンペンだったら表層でも反応するかも、とミノーを投げると……思った通り反応はすこぶる良かった。

ミノーでの数釣りを楽しんでいるとペンペンにまじってワカシが2尾釣れた。
もしかしたら同じくらいの大きさのペンペンとワカシが仲良くクルーズしていたのかもしれない。

ペンペンの数釣りに夢中になって釣りをしていたら、あっという間に帰着時間だ。

よし、釣りは終わり。
道具を片付けて岸に戻ろう。


夏の海らしく回遊魚が増えてきたようだ。

今日は全体的に見ると魚の活性は高かったように感じる。
…特にエイとサメの……。

メインターゲットのタイは釣ることができたが、やはりこの釣り場でタイを狙って釣るには忍耐が必要な気がする。
釣れない時間や外道の猛攻に耐えられるようでないとタイのヒットは得られないような気がする。

ポイント移動でタイの付き場を探すのも手かもしれないが、簡単に釣れるのはたぶん忍耐の方だと思う。

ペンペンは活性が高くミノーへの反応がすこぶる良かったが、ミノーなら何でも良いというわけでなかったようだ。

明らかに反応の良いものと悪いものが分かれていたが、それが何を基準に分かれていたのかは理解できなかった。

こうなるとルアーを沢山船上に持ち込み、それらをとっかえひっかえして反応を見るというやり方をするのが無難そうだ。

それにしても、この暑さの中での釣りンピックは過酷だった。
アツリートも楽じゃないな。

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