小潮
満潮 11:10 20:40
干潮 3:30 16:40
釣り場:東京湾
釣果:カイワリ 2尾、ウマヅラハギ 1尾、イトヨリ 3尾、サメ 1尾、ヒイラギなど 少々
今回も東京湾のレンタルボートで釣りをする。
先週はエイ・サメ連合の怒涛の攻めにこてんぱんにやられて嫌になってしまったのだが、どういうわけか今週もレンタルボートの予約を入れてしまった……。
釣人って変な生き物だ。
ボート屋には6時前に到着した。
辺りはまだ暗く、冷え込みも強い。
天候は晴れ・微風だが、予報では今日は風の強い一日となるようだ。
寒くないようにしっかりと防寒をして釣りに臨もう。
受付を済ませ、6時半過ぎの出船に備える。
6時半、出船。
いつものポイントへ向かう。
ポイントに到着し、釣りを開始。
今日もメインはライトコマセ(五目)だ。ルアーの方はエサ釣りの合間で投入していこう。
7時頃、ウェルカムフィッシュのイトヨリが釣れた。
うんうん、出だしは悪くないぞ。
まずはこの調子で食い気のある魚を手早くゲットしていきたいところだ。
しかし、この後は なかなか竿にアタリが出ない時間が続いた。
エサ取り自体はいるみたいで付け餌は取られるんだけどなぁ…。
8時を過ぎる頃には強い北風になり、体感気温が一気に下がった。
着込んでいたおかげでそれほど寒くはなかったが、強風の影響で元々うねり気味だった波がかなり高くなってしまった。
私のエサ竿は短いので、これでは波による仕掛けの上下の揺れを竿が吸収しきれないかもしれない。
…案の定、竿先がピョンピョン跳ねてしまっている。
う~ん、これは良くないな。少しでいいから波が収まってくれると良いんだが。
9時頃、ヒット!
2尾目のイトヨリが釣れた。
竿で波(仕掛け)の揺れが吸収できていないので、エイ・サメが釣れるのを覚悟して付け餌をボトムに置いたのが功を奏したのか?
9:30、何かがヒット!
カイワリの一荷だ。
これは嬉しい。
まだ群れがいるかもしれないので急いで仕掛けを再投入……するものの、この後カイワリさんは姿を見せなかった。
時刻は10時を回った。
相変わらず北風が強く、釣りがし難い状況が続いている。
波の影響を避けるべく仕掛けはボトムに置く様なタナで釣りを続けているが、意外なことにエイとサメの被害は少ない。
一度メーター級のサメが釣れたが、それ以外にはやつらの気配はなかった。
コマセを充填するために仕掛けを回収すると偶にヒイラギがくっついていることがあったので、アタリもなくエサを取っていく犯人の正体はこれだったのかもしれない。
また、新調した天秤はどうも糸絡みが起きやすい気がする。
せっかく買ったが、これはもう使わないかもしれないな…。
10:50、竿を手持ちにして誘いあげる……ヒット!
ナイスサイズのウマヅラハギ。
これは嬉しい一枚だ。
こいつらがいるなら竿は手持ちの方が良さそうだ。
ここからは手持ちメインでやってみよう。
……
しかし、この後はイトヨリが1尾釣れただけで他には目ぼしい魚は何も釣れなかった。
12時を過ぎると若干風が弱まり楽な状況になってきたが、ここで思わぬトラブルが発生。
12時半までには釣りを終え、帰ることにした。
今回の釣りは強風高波とエサ取り、それに思わぬトラブルに苦しめられる展開となった。
釣果の方はあまりぱっとしなかったが、ボート釣りをする上での対応力という面では経験が詰めて良かったのかもしれない。
釣り方の面では、事前にサメ・エイ対策を勉強して臨んだが、その知識を実践で試す必要がないほどエイとサメの気配が薄かった。
本当ならエイとサメのかわし方を実践で試してみたかったところだが、これは次回以降に持ち越しだ。
今日はヒイラギのような小型のエサ取りが多く、アタリがなくても小まめに仕掛けを打ち返していかないと何時までも空針を海中に漂わせておくことになってしまう様な状況だった。
エサ取りは終始活発に動いていた印象なので、釣りをしていたポイントには大型の魚はほとんど回遊してこなかったのかもしれない。
そう考えるとポイント移動を積極的にすべきだったかもしれないが、頭の中が「打倒エイ・サメ」という謎の状態だったので一ヵ所にエサを撒き続けてひたすらエイとサメを集めようとしてしまった…。
今考えると意味が分からないのだが、釣りをしている最中は「これで良い」と思っているのだから釣人(私だけか)の思考回路は本当に意味が分からない。
コメント