中潮
満潮 7:00 20:40
干潮 1:40 13:40
釣り場:静岡県サーフ・ゴロタ場
釣果:シイラ 15尾超 イナダ 1尾 オオモンハタ 2尾 ハマフエフキ? 1尾
今回も青物狙いでサーフにショアジギングをしに行くことにした。
向かう釣り場は色々な魚が狙える静岡県のサーフ。ここなら何かしら釣れるはず。
釣り場に着いたのは3時過ぎ。
駐車場所にはすでに車が多く、2割ほどしか空きがなかった。(セーフ!)
この混み具合……最近は結構釣れているのかもしれない。
ひょっとしたら良い時に来れたのかもしれないな、と期待が膨らむ。
天候は曇りで風が多少吹いていた。天気予報ではこの後晴れてとても暑くなるらしい。
出来れば涼しい内に満足できる釣果が欲しいところだ。
道具を準備してポイントまで移動し、夜明けを待つ。
……つもりだったけど、大人しく待っているのは暇なのでちょっと早いけど釣り開始。
まずはバイブレーションで各レンジをチェックする。……が、暗くてわからなかったけどゴミが多いらしくキャストするごとにゴミが絡んできて釣りにならない。
ライントラブルを避けるためにも明るくなるまで大人しく待つことにした。
…
……
明るくなりだした頃、海の様子を観察する。
……やはりゴミだけでなく濁りも入っている。
これだと青物はちょっと厳しいかも…。
この濁り、どうやら昨日(?)大雨だったらしい…。
神奈川では降ってなかったから油断してた。
海面のゴミは波打ち際に集まっていたのでなんとか釣りをすることはできそうだ。
…と思ったけど、カケアガリ付近にも多くのゴミが沈んでるじゃないか……。メタルジグがカケアガリに差し掛かったあたりでゴミが引っかかる。
これではボトム付近は狙えそうもない。
しかも、中層を狙っているつもりでもカケアガリをかすめてしまうとゴミが引っかかってくる。
毎度のようにゴミが釣れると、魚を釣っているのかゴミを釣っているのかわからなくなってくる。
「ああ、またゴミが引っかかっちゃったよ……あれ?」
…魚だった。
オオモンハタのちび助。(6:00頃)
カケアガリに居たみたい。
ゴミと濁りは潜みやすくなるからこういう魚には恩恵になるのかもしれない。
約20分後、またこいつ。
さっきのやつじゃないよな…。
しかし、これだとオオモンハタというよりも「チビモンハタ」だ…。
これ以上チビモンハタをいじめるのはかわいそうなのでオマケサビキは外すことにした。
サビキが付いてるとゴミも絡みやすいし。
その後、8時過ぎまで粘ってみたけど青物の回遊はほとんど無く、アタリは得られなかった。
周囲の釣果も見える範囲では2・3本出たかな?という程度だった。
やはりこの濁りでは寄り付かないか……。
これでは次の回遊は期待できないので場所を変えて根魚を狙うことにした。
たとえ濁っていても根魚なら問題ないはず。釣具屋でエサを買って次の釣り場に移動した。
10時過ぎ、目的のゴロタ浜に到着。
ここで根魚に遊んでもらおう。
道具を準備しつつ海を眺めてみると、ここは濁りの影響が殆ど無い様で水の色は澄んでいた。
これなら回遊魚も狙えるかもしれないな、と思ったのでブラクリセットだけでなくメタルジグ・ルアーも準備してポイントに向かった。
ポイントに到着後、ブラー(リトリーブ用のブラクリ?)にサンマの切り身をつけて何投かしていると近くの潮目で何かが跳ねたのが見えた。
すぐにブラーからメタルジグに交換してキャストすると早速ヒット!
跳ぶといったらやはりこの魚、シイラ。(11:00頃)
40センチにも満たないペンペンだけど夏の到来を感じさせる魚だね。
シイラが釣れるのなら根魚は後回しだ。
計画は変更してペンペン達に遊んでもらうことにした。
メタルジグ・シンペン・バイブなど何を投げても反応してくれる良い奴ら。
サイズは伸びないものの飽きない程度に釣れ続き(バラシも多いけど)、気付けば15尾は軽く超える釣果が出ていた。
ペンペンはある程度釣ったので、せっかくエサを買ったのだからと根魚釣りに切り替えた。
エサをつけたブラーを広範囲にキャストしてゆっくりリトリーブしていると、コツコツッとした小さいアタリで何度もエサが取られる。
どうやら岸近くはフグが多い様で根魚はそんなに居ないらしい、小さいアタリと共にエサがすぐに取られてしまう。
そこで沖側を中心に探ってみることにした。
12時頃、ゴンゴンッという強いアタリ!
なんだ?
小さいハマフエフキか? イトフエフキ? 小さいけど引くなぁ。
この後も暫くは根魚を狙ってみたが、フグっぽいアタリ以外は反応が無くなってしまった。
暑さのせいか疲れが出てきたこともあり、滑りやすいゴロタから足場の良い堤防に小移動することにした。堤防ならこける心配もないから安心だ。
堤防からはもう一度シイラ狙いでショアジギングをすることにした。
しかし、堤防の周囲にはシイラが寄ってきていないのか、反応が無い……。
でも、またゴロタに移動するのは面倒だ。
暫くやって釣れなかったら帰ろうか……などと考えているとコツッとした小さなアタリ!
「ようやくペンペンが釣れてくれたか。」とやや強引に巻こうとしたら、弱い引きがいきなり強烈な引きに変わった。
しかもシイラらしからぬ下へ下へという引き方。
あれ?シイラじゃない??
慎重にやり取りして釣り上げた魚は立派なイナダだった。
もうちょっとでワラサなんだけど、そんなことは気にならないほど嬉しい一尾。(13:10頃)
そうそう、こういう魚が釣りたかったんだよ!
このイナダ、意外にも表層で食ってきた。
昼間でもこんなことあるんだなぁ……。
この一尾で完全に満足したので釣りは止め、帰路につくことにした。
いやぁ、満足満足。
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