2020年新モデル 注目のタコ釣りリール

釣り具関係

今年もフィッシングショー(横浜は釣りフェスティバル?)に合わせて各社から新モデルが発表されました。

「あれ、なんか去年もこんなタイトルの記事があったような…?」と思った、そこのあなた…

ご名答!

去年の

この記事と同様に、今年も新モデルの中からタコ釣り向きなリールを紹介したいと思います。

※ ここでいうタコ釣りは陸からタコエギなどをキャスティングする釣り方を指します

「竿も紹介しないのか?」と言われそうですが、私は竿のことはよくわからないのでタコ釣りロッドの紹介はしません。……すんまそん。

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今年の新モデル

今回チェックしたメーカーはシマノ、ダイワ、アブガルシア、テイルウォークの4社。

では、各社から発表されたベイトリール(海水・キャスティング対応モデル)を見ていきましょう。

※ 2/10 時点のHP上で発表されているモデルです

シマノ

  • カルカッタ コンクエストDC
  • メタニウム
  • エクスセンス DCSS
  • SLX DC
  • ベイゲーム (300PG、301PG)

ダイワ

  • スティーズ CT SV TW (700SH、700SHL)
  • HRF PEスペシャル
  • タトゥーラ SV TW

アブガルシア

  • レボ ウルトラキャスト BF8
  • レボ ビースト ロケット

テイルウォーク

  • フルレンジ ワイド
  • エラン ワイドパワー オクトパス P-LTD

計12モデル。
意外と少ないかな、という印象です。

モデルの選別

さて、この12モデルの中からタコ釣りに使えそうなリールを選別するわけですが、その前に私がタコ釣りリールに求める要素について簡単に紹介したいと思います。

特に求める要素は

  • ギア比が高くなりすぎない
  • ラインキャパシティーが大きい
  • MAXドラグ力が大きい
  • ハンドル長が長い

この4つ。

具体的には

  • ギア比 7:1程度以下
  • ラインキャパシティー PE6号/100m以上 
  • MAXドラグ力 8㎏以上
  • ハンドル長 片側50㎜以上 (ギア比との兼ね合いによる)

こんな感じです。

それと、上記の4要素ほどではないですが、ラインガイドの形状・シンクロレベルワインド・ブレーキの種類・値段という4点も重視します。

まあ、要するに「自分にとって投げやすくて、太いラインを巻けて、パワーがあって、それでいて安ければ最高」ってことですね。

では、以上をふまえて新モデルの中から「タコ釣り向き」のものをピックアップしてみましょう。

ピックアップされたリールは…

  • ベイゲーム (300PG、301PG)
  • フルレンジワイド
  • エラン ワイドパワー オクトパス P-LTD

この3つ!

シマノが1つ、テイルウォークが2つです。

去年と同様、やはりラインキャパシティーが鬼門になってます。
ほとんどのモデルが糸巻量が足りずに脱落してしました。

まあ、去年が1モデルだけだったことを考えれば今年は豊作と言えそうですけど。

と、いうわけで今年のタコ釣りリールは3つでした!

めでたしめでたし。

……と単純に終わるのもいいですが、3つも使えそうなモデルがあると

「どれが1番良いのだろうか…?」

と、考えてしまうのが人情というもの。

こうなれば、わかる限りのことをチェックして3つの中から「今年の1番」を(勝手に)決めたいと思います!

決めようじゃないか……1番を

各モデルのスペック

では、それぞれのスペックをチェックしてみましょう。

ベイゲーム (300PG、301PG)

出典:http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/5274

ギア比4.8:1
最大ドラグ力8.0㎏
自重325g
ラインキャパシティーPE 3号/250m (6号/125m)
最大巻上長65㎝
スプールサイズ直径43㎜ 幅25㎜
ボールベアリング数4+1
ハンドル長シングル 70㎜
価格34000円

 

 

 

 

 

 

 

 

ノンシンクロレベルワインドのモデルですが、ラインガイドの形状が良さそうなので問題はなさそう…?(画像が足りないので断定できず)

画像を見る限り、ラインガイドは従来の番手のものとは形状が変更されているようです。
リング径も大きくなっているようなので太いラインでも安心ですね。

また、「HAGANEボディ」なので多少手荒に使っても問題なさそうなのもグッド。

ブレーキシステムは癖のない遠心ブレーキ「SVS」です。
ラインガイド形状も相まって、なかなかの飛距離が出そうです。

ハンドルはシングルのみなのでキャストには若干不向きですが、慣れれば問題ありません。

フルレンジ ワイド

出典:https://www.tailwalk.jp/product/fullrange-wide/

ギア比7.1:1
最大ドラグ力12㎏
自重260g
ラインキャパシティーナイロン 4号/240m (PE6号/150m)
最大巻上長87㎝
スプールサイズ直径39㎜ 幅28㎜(※1)
ボールベアリング数8+1 (?)
ハンドル長ダブル 100㎜
価格24000円

※1 幅28㎜というのはワイドパワーと同じサイズのスプールだと仮定した場合です

6点式遠心ブレーキ、アルミフレーム・ギアサイドカバー、アルミスプール等、一見ワイドパワーシリーズとの違いが無いように見えるモデルですが、

  • スプールは新しいディープタイプのもの (PE6号/150mに相当)
  • 軽量アルミギア
  • 自重260gという軽さ (ワイドパワーシリーズはだいたい300g程度)

という3点が従来のモデルとは異なっています。

モデル紹介にはシンクロレベルワインドの表記はありませんが、リール展開図を見てみるとこのリールもシンクロモデルのようですね。
同様にラインアラームも付いているようです。

ふぅ、またワイドパワーシリーズ(勝手にこっちに分類した)が充実してしまったか……。

いいねっ!

シリーズ中の位置付けとしては「太糸がたっぷり巻ける軽量モデル」といったところでしょうか。

ギア比は若干高いですが、ハンドル長やギアサイズのおかげでタコ釣りにもバッチリ使えそうです。

しかし、このリールには気になる点もあります。

それはボールベアリング(BB)の数。

紹介ページには8+1個のBBが入っていると書かれていますが、展開図で確認してみると……図上では4+1個しか確認できません。

BBが入っている位置は、スプールの左右に1つずつ(2つ)。メインギアのシャフトの根元に1つ。ピニオンギアに1つ。ワンウェイクラッチで+1。です。

他にBBが使われていそうなのはレベルワインダーとハンドルノブの支持部ですが、展開図ではレベルワインダーの位置にはブッシュが2つ。ハンドルノブの支持にもブッシュが4つ。…と書かれています。

展開図と紹介ページのどちらが間違っているのかはわかりませんが、たぶん数的に「ハンドルノブの支持部がブッシュなのか、ボールベアリングなのか?」という違いだけなので実釣面にはそれ程影響はないと思います。

エラン ワイドパワー オクトパス P-LTD

出典:https://www.tailwalk.jp/product/elan-wide-power-octopus-p-ltd/

ギア比5.4:1
最大ドラグ力12㎏
自重319g
ラインキャパシティーPE 3号/200m (6号/100m)
最大巻上長66㎝
スプールサイズ直径39㎜ 幅28㎜
ボールベアリング数6+1
ハンドル長シングル 60/75㎜
価格22000円

3モデルの中で唯一「タコ釣り専用」を謳ったリールです。

6点式遠心ブレーキ、アルミフレーム・ギアサイドカバー、シンクロレベルワインド等、基本的には他のワイドパワーシリーズと差はありませんが、5.4:1に設定されたギア比と最長75㎜のロングハンドルが特徴的です。

加えて、ハンドルノブは大型パワーノブになっているので大型のタコが掛かっても安心。
楽々とリーリングできそうですね。

他に書くことは価格が安いことと、あとは……ないかな。

各要素での比較

次は要素ごとに各モデルを比較してみましょう。

巻上げトルク (ギア比+ハンドル長)

たぶん巻上げのパワー(トルク)はベイゲームが一番強いのではないでしょうか。

70㎜のハンドルと4.8:1というギア比に、シマノの高品質なギアと堅牢なボディが合わさることで「高トルク・良い巻き心地・高耐久性」というのを実現できているのではないかと思います。

一方、テイルウォークの2つのリールは巻き心地はあまりよくはないでしょうね。
(※ワイドパワープラスの使用感からの想像です)

この「巻き心地の良さ」というのは言い換えれば「ギアが効率よく力を伝えている」ということです。

要は、シマノの方がリーリング時のパワーロスが少ないってことです。

なので、総合的に見ると巻上げトルクはベイゲームに軍配が上がりそうです。

ラインキャパシティー

ラインキャパシティーは大きければよいというわけではないですが、ラインが切れてしまう可能性を考えると余裕があった方が良いです。

一番容量があるのはフルレンジワイドですが、ベイゲームも充分な容量を確保しています。

でも、個人的にはオクトパス P-LTDはちょっと心許ないかな…。

最大ドラグ力

フルレンジワイドとオクトパスはMAX12㎏と強いですが、実質的にはベイゲームの8㎏でも何も問題はないと思います。

むしろ、カタログスペックの差を気にするよりも定期的にメンテナンスをしてドラグ力の低下を防ぐことの方が重要でしょう。

ラインガイド形状

写真を見る限りではどのモデルも大差はないと思います。
(ベイゲームは裏側から見てみたいけどね)

シンクロレベルワインドの有無

フルレンジワイドとオクトパスはシンクロです。

ベイゲームはノンシンクロですが、ラインガイドの形状・サイズに問題はなさそうなのでマイナスポイントにはなりませんね。

ブレーキの種類

全て単純な遠心ブレーキモデルなので大差はないでしょう。
個人的な好みで言えば、より改造しやすい形状であるシマノのSVSが好きです。

値段

単純な値段で見ればテイルウォーク組の勝ちです。

しかし、テイルウォークの製品は店頭での割引率が低いので実際の価格差はもう少し縮むと私は考えています。

定価ほどの価格差がないことを考えると………良い勝負な気がするぞ、コスパ的に。

NO.1 発表

……さて、3つのモデルについて各要素ごとに比較してみました。
以上を踏まえた総合的な評価によって今年のNO.1を決定します。

それでは「今年のNEWタコ釣りリールNo.1」(フィッシングディソーダー調べ)を発表したいと思います!

皆さんはどのモデルだと思いますか?

2020年のNo.1は……

シマノ「ベイゲーム」!

どうでしょうか、予想は当たりましたか?

決め手になったのは「トルクと頑強さ」。
地味にラインガイドの形状が変更されている点も評価しました。

しかし、本当は3モデルともNO.1に選びたいくらい僅差での選出でした。

というのも、「トルクと剛性のベイゲーム」か「糸巻量と汎用性のフルレンジワイド」か「値段とトルクのオクトパス P-LTD」か……といった感じで、うまい具合に長所が分かれているんですよ。

これは悩みます。

今回は「タコ釣りリールを選ぶ」ということで糸巻量が多くトルクが強いベイゲームを選びましたが、当然人によって重視するものが違うと思うので

「いや、オクトパス P-LTDの方が絶対いい!……だって、安いし。」

と思う方もいるでしょうし

「単純にシマノ派だから、ベイゲーム一択!」

という方もいるでしょう。
色々な意見があると思います。

……まあ、実際に私が買うとしたらフルレンジワイドですしね。

色んな釣りに使いやすそうだから…ね。

「1位に選んでおいて買わないのかよっ!」

オチがついたところで今回は終わりにしたいと思います。

おわり

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