10月27日の釣り 船釣り

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釣行

若潮

満潮  0:50  14:30

干潮  7:30  20:30

釣り場:東京湾

釣果:アジ 1尾 カイワリ 1尾 タイ 1尾 クロダイ 1尾 サメ 2尾 フグ 数尾 ダイナンウミヘビ 1尾

今回は珍しく船釣り。

コロナの影響でアウトドアがブームになっていると言われている通り、釣り場には例年以上の釣り人がひしめいている。
この盛況ぶりは釣り業界にとっては良いことなのだろうが、一釣り人にとってはそうではない。

気軽に行ける釣り場はどこも人、人、人だ。
私はもっとゆったりしたスペースで釣りがしたいのだ。

そこで今回は隣の人との距離を気にする必要のないレンタルボートでのライト五目・ライトジギングを楽しむことにした。
船酔いだけが気懸りだが、今回は万全の船酔い対策をして釣行に臨むことにしよう。

ボート屋には6時頃に到着した。
天候は曇り・若干の風といったところだったが、予報によるとこの風はもう少し強まるようだった。

道具を準備して受付を済ませ、いざ出船。
慣れない操船に戸惑いつつも最初のポイントを目指す。

最初に入ったポイントは、先行者が集まっている人気エリア(だと思う)……から少し離れた位置にした。
ここに入った理由は特に無く、「先行者が選んでいるんだから魚探に反応でもあるんじゃないの?」というだけ。

先行者集団から少し離れたのは仕掛けが絡んで迷惑を掛けたくなかったからだ。
アンカリングをして釣りを開始しようと思ったが、話に聞いていたよりも大分浅い気がする……。

まあいいや。とりあえずやってみよう。

釣り方は、まずエサ釣り仕掛けを投入し、辺りを待っている間にジギングをするというスタイル。
これならエサ釣りで釣れる魚とジグで釣れる魚の両方を狙うことができるはずだ。

しばらく釣りをしてみたが、アタリはもちろんエサが取られすらしない。
ジギングの方でも何の反応もないので移動することにした。

次のポイントは目印として浮いているブイの近くにした。
ここは定番のポイントのようで何隻かのボートが集まっていた。

ここは最初のポイントとは違いかなり水深がある。
なんとなくこっちの方が期待できそうだ。

8時前、仕掛けを回収するとアジが釣れていた…。
40㎝は超えていそうな立派なアジだが、アタリに全然気づかなかった。

「釣れちゃった」というやつだが、この大きいアジを釣りたくてこのボート屋にしたのだから良しとしよう。
タナは底から2~4m上を仕掛けが流れていくイメージにしていた。

使っていた仕掛けはサビキと空針がセットになっている所謂ライト五目仕掛け。
これのサビキではなく空針につけたオキアミの方に喰いついていたので、ここからは2本針の吹き流し仕掛けを使うことにした。

これでアジと同時にマダイも狙ってみようと思う。

8時過ぎ、仕掛けを交換したら早速アタリ!

アジの群れでも入っているのか?
…と思ったが釣れたのはカイワリだった。この魚もおいしいから嬉しい一尾。

8:20、明確なアタリが竿に出る。

上がってきたのは小柄なタイ。仕掛け交換の狙い通りタイが釣れた。
小さくてもタイが釣れると不思議と嬉しい。

8:30、大きなアタリ。…しかし引きはただ重いだけだ。嫌な予感が……。

上がってきたのはサメとダイナンウミヘビの一荷。
もう少し仕掛けのタナを上げないといけないか。

8:50、ひときわ大きいアタリとともに竿先が海面に突き刺さった。
またサメかと嫌気がさしたが、引き方は違うぞ。

姿を見せたのはそこそこ良いサイズのクロダイだった。
これで赤いのと黒いのの両方を釣ることができた。

クロダイの後はアタリが途絶え、ひたすら暇な時間となった。
エサ釣りの方はタナを変えたり仕掛けを換えたり、ジギングの方はジグを換えたり誘い方を変えたりしたが反応なし。

10時頃にまたサメが釣れたが、その他には全く何も起こらず。

10:50、移動をすることにした。
今度は別の目印ブイのあるポイントにした。

ここはさっきのポイントよりも浅くあまり釣れそうなイメージがわかないけど…折角来たので少しやってみよう。

11:30、特に反応が無いのでもう一度さっきのポイント付近に入りなおすことにした。

移動後、仕掛けを垂らすとすぐにアタリが出た。
……が、釣れたのはフグ(種類がわからん)。

タナを変えてみても釣れるのはフグ。
底でフグ、中層でフグ、表層はなんも無し……という感じで釣れるのはフグばかり。

タイラバでもフグが釣れてしまうし、この辺りにはフグしかいないんじゃないだろうか?
しかし、近くの船ではイナダ(だと思う)が釣れている。一体何が違うのだろう?

ほんの少し移動してみるも、釣れるのはやはりフグだけだった。
仕掛けもフグにかなりやられてしまったし、強まった風による波の揺れもあり少し酔いがきてしまった。

少し早いが帰着することにしよう。

ボート屋まで戻り、これで今回の釣行は終わった。


考えてみればあまり船酔いにやられずに釣りができたのが一番の収穫かもしれない。その上釣果も出たのだから上々の釣行だったといえそうだ。

高速代・ガソリン代などを考えれば近場でボートに乗るというのも悪くない。
何より場所取りの必要がなく、狭いスペースで隣を気にしながら釣りをする必要もないのは楽だった。

これは次からもちょくちょくボートに乗ることになるかもしれないな。

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