6月10日の釣り 船釣り

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釣行

小潮

満潮  8:00  22:50
干潮  3:00  15:20

釣り場:東京湾

釣果:ブリなど


今回の釣行もレンタルボートを借りて東京湾の釣りを楽しむことにした。

前回の釣行から早1カ月。
もうすでに海の中は季節が移り替わっているのではないかと思い、今回はルアータックルのみでフィッシュイーターを狙ってみようということにになった。

そろそろシャローエリアにベイトが差し、ミノーやトップの釣りが楽しめる頃合なんじゃなかろうか。
とは言え、ルアーだけだと少し不安なので一つテンヤも用意した。

操船・魚探掛けは同船者の船長(仮)に任せきりにして、私は乗合船のお客さんになった気分で釣りを満喫することにしよう!

釣れれば私の腕、釣れなければ船長のせい。…そういう作戦でいこうと思う。マリーシアってやつだな。


舟屋には5時前に到着した。

いつもの様に道具を準備しながら海の様子を確認する。

天候は曇天・微風。
昨日の荒天の影響で水は濁り、波打ち際はうねりの影響で波が高くなっているが沖合の波は穏やかなようだ。

今日は一日を通して風は弱いとの予報なので一度沖にさえ出てしまえばゆったりと釣りを楽しめそうだ。
ただ、この濁りの影響が吉と出るか凶と出るか…。

6時頃、出船。

今日はルアーと一つテンヤの釣りなのでアンカリングはせずに魚探の反応が良いところを中心にドテラ流しで広く探っていくことにした。
まずは出船場所からほど近いシャローエリアの様子を確認する。

水深10~15m付近。
ここも水は濁っており海面には少しゴミが浮いている。そのせいか水面には生命感はとくにない。

魚探にはボトム付近にベイトがちらほら映っていたようだがジグ・タイラバともにアタリはなかった。
潮も全然動いていないようなのでそれで活性が低いのか?

浅場は潮が動いていなかったが、深場はどうだろうか?
ということでボートを深場へ移動させる。

水深40mエリアに到着。

ここで一度魚探を見せてもらったが、20~40mあたりまでびっしりとベイトの反応が出ていた。
船長(仮)曰く「あんまり釣れそうな反応ではない」らしいけど、このあたりで一流しすることにした。

……お、こっちの方が潮が動いているな。
今は深場の方が良さそうだ。

せっかく深い方に来たので一つテンヤでマダイを狙ってみることにした。

開始早々、ヒット。
なかなかの重量感なのでマダイかもしれ…バレた!くそ~。

7時頃
何度目かのアタリの後、一つテンヤでオニカサゴが釣れた。(トゲが怖くて写真を撮る余裕がなかった)
ここではなかなかレアな魚だ。

7:30過ぎ、沖の方でナブラが立っているのを発見しボートを走らせる。
ナブラの正体はサワラの様であちこちで自慢のジャンプを披露してくれたのだが、肝心のルアーには喰いついてきてはくれなかった。(一度目の前までのチェイスはあった)

すぐにナブラは消えてしまい表層に魚の気配はなくなってしまったが、魚探には中層より下にベイトの群れの反応がある(らしい)のでそのままドテラ流しで釣りを続けることにした。

サワラのナブラを見てしまったのでもう一つテンヤを使う気にはならなかった。

8時前、「ベイトが追われているから何かいるぞ!」と魚探を見ていた船長が宣言。
するとその言葉通りに何かがジグに喰いついた!

20分以上の格闘の末、姿を見せたのはブリ。

サワラ用につけていたブレードジグだったのでアシストフックを付けていなかったからひやひやしたが、なんとか釣り上げることができた。
とは、船長(仮)談。

そう、釣ったのは私ではない。
私は20分くらいタモを持って「おぉ!」とか「すげぇ!」と言っていただけだった。

ファイト時間が長いので当然その間ボートは流される。
気がついたら水深は30m程になっていたのでボートを移動させ、もう一度深場を流すことにした。

流し始めてすぐにジグのフォール中にヒット。
釣れたのはサバフグだった。

コイツが群れていると厄介だが、幸いそれほど数はいないようでこの後は姿を見ることはなかった。

また、今日のメインベイトであろう10㎝弱のイワシが釣れた。
丁度メタルジグ+ブレードくらいの大きさだった。

9時頃、ボトムからしゃくりあげていたジグに強烈なアタリ!

……が、15分くらい格闘したものの最後は悔しいバラシとなった。
うぉ~、私にもブリが釣れるかと思ったが一筋縄とはいかないか。

でも、今日はなんだか魚の反応がすこぶる良い。
まだまだチャンスはありそうだ。

またしてもファイトの間に船がかなり流されたので再び流しなおし。

9:40、中層を巻いているジグにヒット!

……したものの、掛かったのはサワラだったようでアシストフックが切られてバレてしまった。
メタルジグにも傷が付いているのできっとサワラだろう。

今度はボートをさらに沖合の潮目に移動させることにした。
今日はとにかく深場の反応が良いようだ。

流し始めて早々、何度かジグにアタリがあったが乗らない。

「アタリがあって乗らない場合でもそのまま動かし続けて」と船長(仮)からまるで船長のようなアドバイス。

10時頃
アドバイスに従い、乗らないアタリの後もジグを動かし続けていると……乗った!
強烈な引きだ!…きっとブリだろう。

しかし、ここでトラブル発生。
私のファイトの邪魔になるといけないと思った船長(仮)がジグを回収しているとこちらにもブリがヒットしてしまったのだ。

船上の二人の距離は約2m。
当然のようにラインはクロスしながら引き出されてゆく。

ラインのスレが気懸りだ。ブリが釣れるなんて思っていなかったから今日はラインが細いんだ。

これは片方取れれば御の字かもしれない。
そう思ったが、船長(仮)がなんとかラインのクロスを解消してくれたこと、その後短時間のファイトで先に釣り上げてくれたこと、その間私の方のブリが船から離れる方向に走ってくれたこと、この3つが重なりダブルヒットのブリを両方釣り上げることができた。

合計40分近くの時間を掛けて釣り上げたのは人生初ブリ。

やった。やったよ。
…けど、すごく疲れた。

船長(仮)は同サイズのブリを15分くらいで上げていた。やるな。

青物はもう十分釣った。
そこでシャローのマゴチでも狙ってみようかとも思ったが、話し合った結果ブリの鮮度を優先して釣りを終えることにした。

いやぁ、最高の一日だった。


今日は素晴らしい釣果に恵まれた。

もちろん良い日に釣りができたことが釣果の一番の要因だろうが、それに劣らぬくらい今日は船長(仮)の読みがピカイチだった。
魚探の反応からエリアの選択や魚の状態を判断するのが的確だったように思う。

こんなに魚探の見極めが上手かったっけ?と船長(仮)に聞いたら「YOUTUBEで勉強した」とのこと。
なるほどね。予習はバッチリということか。

やはり私も魚探の見方くらいは覚えておいた方が良いかもな。
釣果に大きく影響しそうだし。

ん?いや待てよ、釣果と言えば、今日の釣果は彼のバルケッタFCを私がちゃんとメンテしてあげたおかげと言っても過言ではないかもしれないぞ。
なにせ回転不良だったリールがバッチリ動くようになったんだ。あのまま使っていたらきっとブリは釣れなかったはずだ。

うん、きっとそうだ。
そうに違いない。

ま、今日彼はあのリールを使ってなかったわけだが……。

今日のまとめ

  • なんとか自分のおかげで釣れたことにしたかったけど、無理があった
  • 私の知っているいつもの東京湾ではなかったので、いつの間にかとんでもないところまで漂流していた説

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