中潮
満潮 4:00 18:30
干潮 11:20 23:30
釣り場:東京湾
釣果:アジなど
今回も東京湾のレンタルボートを借りて船長と共にルアー五目釣りを楽しむことにした。
メインターゲットは特に決めていないが、マダイ・アジ・青物なんかが釣れると嬉しい。
舟屋には5時前に到着した。
出船時間まで余裕があるので準備をしつつ海の様子を眺める。
天候は晴れ・そよ風。
波は低くさざ波立っている程度。
水色は澄んでも濁ってもいないニュートラルな状態に見える。
規模はそれほど大きくはないがベイト(おそらくはイワシ)の群れが接岸していて、時折単発のボイルが出ている。
……早く釣りしたい。
逸る気持ちを抑えつつ受付を済ます。
「青物は釣れてないけど、マダイは浅場にも入って来るみたいだ」と最近の状況を聞いた。
6時前
出船
まずはいつものように浅場を軽くチェックする。
「ベイトフィッシュだらけだ」と船長。
朝一にボイルも起きていたし期待はできそうだ。
そして、数投目……来た!

シーバス。
やはり活性の高い魚は浅場にさして来ているようだ。
このまま浅場で釣りを続けるのも良さそうだが「早い段階で広くチェックしておきたい」という船長の判断でエリアを変えることにした。
この判断がこの後の釣果を大きく左右することになる。
6:20
ボートは水深30mのエリアまで進んだ。
「良い反応が出ているからやってみよう」と船長。
するとすぐに…

メタルジグを使っていた船長にタチウオ。
「今日はちゃんと掛かった!」と最近バラシに悩ませられていた船長。
6:50
アタリが続かないと見るや、さらに深場への移動を決めた船長。
ボートは水深40mオーバーのエリアへ。
ここからはマダイを狙ってタイラバでも……と考えていると突然ナブラが発生!
すぐに追いかける。ナブラ撃ちじゃ~!
10分後
…釣れなかった。
返り討ちじゃ~…。
ナブラ撃ちには失敗したものの魚探には底の方に反応があるようなのでそのままジグを沈めて狙ってみる。
すると…ヒット!
……バレた!
引き方からしてタチウオかと思ったが、ジグに傷がついていないので別の魚か?
7:30
反応がなくなったので沖合に移動。
するとここでもボイルが!
正体はわからないが、フィッシューターは水面を意識しているのかもしれない。
そこでトップウォーターなどのプラグを投入してみる……が、さっぱり反応なし。
表層ルアーへの無反応に対し、少し離れたところでエサ釣りをしている人たちにはアジが好調に釣れていた。
それを見ていた船長は何か閃いたらしい。
「これ、ラインが違うな」
そういってボートを少し移動させた。
7:50
ボートを流すラインを変えたらすぐだった。

楽々40㎝オーバーのデカアジちゃん。
なかなかお目にかかれないサイズなんで嬉しいね。
この直後、船長もデカアジゲット。
8:00
今度は私に小ぶりなアジがヒット。
その直後、今度は船長に50㎝はありそうなギガアジが!
うお~、凄すぎるぞ!
しばらく流してみたが、この後はアタリがなかった。
魚探を見ている船長曰く「アジは一段深くなっている辺りに集まっているみたいだ」とのこと。
そこでもう一度同じラインを流し直すことにした。
8:30
船長にカサゴ。
8:40
またしても船長に50㎝クラスのギガアジ!
その直後、今度は私に…

来た!
でかくて美味そう。最高だな!
9時過ぎ
同ラインを三度流し直してみるもののどうも反応が悪くなってしまった。
スレてしまったのか、それとも時合が終わったのか…。
ジグサビキを付けたりルアーチェンジを繰り返してみるもののアタリはない。
そこで、船長はボートをさらに沖合に移動させた。
9:30
船長にまたまたデカいアジ!
よし、まだ釣れそうだな。
…と思ったが、潮が緩んだようでアタリは遠のいた。
10:20
タイラバにホウボウ

10:30
タイラバサビキにヒット!
タイか?…と思ったが釣れたのはデカいアジだった。
良い引きするねぇ。
11時
反応がなくなったので浅い方の反応を見に行くことにした。
11:50
要所要所を探りながら水深20m弱のエリアまで戻ってきた。
イワシの群れが回遊していて雰囲気は悪くない。
しかし、一通り探ってみたがアタリはなかった。
12:20
船長は上げ潮で深場を探ってみたかったようだが、わがままを言って浅場のマゴチ狙いをさせてもらうことになった。
12:50
アタリがないので船長の言う通り深場狙いをした方が良かったかも……と後悔しかけた時

出た!
狙い通りのマゴチ!
そしてこの魚を釣ったところでストップフィッシング。
お持ち帰りの魚を〆て、片づけをして沖上がりとなった。
いやぁ最高だった!
さて、それでは今日の釣りを振り返りたい。
今日は「魚の活性が高かったので簡単に釣れてしまった感」が強いので特に書くこともない気もするが、舟屋さんで確認した今日の釣果情報も加味して考えてみると、船長の読み・判断が優れていたからこそ多魚種・数釣りを楽しめたことがわかる。
朝一のシーバスは出船前に浅場にベイトがさしていることを観察していたことと魚探の反応をリンクさせたポイント選びで釣れた一本だ。
その後、比較的岸寄りのエリアで釣れたシーバス・太刀魚にとらわれずに魚探を見ながらスピーディーにエリアを変えていったことが「沖合での大アジ数釣り」につながったのは明らかだった。
アジの時合は9時過ぎ頃まで(エサ釣りはもう少し後まで釣れ続いていた)だったので、この時間までにポイントを絞り込めていなければ複数のアジを釣ることは難しかったのではないかと思う。当然、数釣りを楽しむにはもっともっと早くここにたどり着いていなければいけなかった。
それが今日はできていた。
船長力の賜物だな。
まあ、私個人の釣りで良かったところを挙げるなら「最後にわがままを言って自分だけマゴチを釣った」ことだろうか。
船長にブーブー言って自分だけ釣る。
これこそお客さん力の賜物、だな!
今日のまとめ
- いっぱい釣れた
- バラシ病を克服した船長
コメント